ギフテッドの話
贈り物のことをギフトといいますね。
ギフテッドというのは、神様から(才能という)贈り物を与えられた人という意味です。
才能といってもいろいろあるわけで、文武両道とか、才色兼備、
あるいは「天は二物を与えず」といった言葉もあります。
多くは、心身といった言葉を反映し、精神面と運動面、内的なものと
外的なものに分けることが多いようです。
ところで、知能などの頭の良さは、内的なギフトの代表です。
最近、そうした頭の良さとその良さを伸ばす、
ギフテッドの教育に関心が集まってきています。
というのは、その頭の良さも上手に育てないと、伸びないだけでなく、
育て方もかえって難しいということが分かってきたからです。
先進国の中には、ギフテッド教育は、国の、人類の財産を大切にする課題とし、
積極的に採り上げているところもあるくらいです。
親ならわが子にできるだけたくさんの贈り物を、神様からも、親自身からも
与えたいと思うでしょうね。
そうしたギフテッドがうまく育って、天才とか偉人として歴史に残る例を数年前に、
集め、調べてみたことがあります。
(「LDとディスレクシア」講談社+α新書;第三章LD・ディスレクシア偉人伝)
二つのことが分かりました。
そうした人々は、他の人にはないとてつもない素晴らしい贈り物を
神様から貰っているかわりに、バランスが悪いというか、
他に弱点のようなものを持ちやすいということです。
どこか突出した秀でた才能は、それ以外の面はかえって見劣りさせるのかもしれません。
もうひとつは、そのバランスの悪さを乗り越えて、その才能で光り輝く過程で、
必ず身近にその人を理解し、支える人がいるということです。
多くは母親であることが多いのですが、血のつながった家族の誰かであったり、
時には奥さんであったりもします。
発明王エジソンのお母さん、天才画家ゴッホの弟等が有名ですね。
ただ、奥さんや恋人の場合は稀で、離婚や失恋の憂き目にあうことも多いようです。
哲学者ソクラテスや作家トルストイの場合、悪妻ゆえに
それが仕事に打ち込むバネになったといったちょっと悲惨な例もあるようです。
いずれにしても、母親や家族の中にその人に真の理解者がいて、
その愛の中で、才能が花開いていくのです。
まさに愛こそが神様なのですね。
2008年09月24日 09:39 | | コメントを読む (8) | コメントを書く

コメント
初めて先生のブログ
読ませていただきました。
三人の男の子の母です。
次男が難しい子で学校の先生にも
お世話をかけています。
二年生のとき知能テストがあり先生が
「お母さん知能テストの結果は
良かったですよ」と言われました。
私は上手に育ててあげたら
伸びるのかなと思う反面、
息子の気持ちがわからず
イライラをぶつけてしまったり・・・
そうなると息子は布団にくるまって
出てこなくなるんです。
先生のブログで書かれているように
母としては理解者となることが
大切なんですね。
愛ですね。
母も日々勉強です。
がんばります。
カズ先生ありがとうございます。
Posted by: だんごはは | 2008年10月02日 12:45
あぁしたい、こぅしたい…
理想はあっても、
毎日が本当にあっという間に過ぎていきます。
ゆったり子供と過ごしたいと思っても、
「しなきゃならない」ことの方が多くて「してあげたいこと」まで辿りつかない毎日。。。
私は、カズ先生のおはなしを読むたびに、
心にすぅ~と風が通るような気になります。
励まされもするし、
笑わされもするし、
考えさせられもする、
とても素敵で大切な場所です。
今日もまた心の風通しが
よくできた気がします。
またママ業を
楽しんで頑張れそうです。
Posted by: natti | 2008年10月07日 16:31
初めまして。。この春には年長を迎える五歳の息子の事で先生にご相談したい事があります。
先日某大学病院の心理検査を受け、知能指数140で精神年齢が七歳半程度と言われ、適応障害を指摘されました。
驚き何やら複雑な心境で帰宅。
来年は小学校を控えていて、不安が募る一方です。親として子供に出来るだけのフォローはしていく覚悟ですが、何をどうして良いのやら悩んでいます。
幼稚園も楽しくないみたいで行きたがらない子供に、心理士の方からは、別に行かせなくても良いと言われ、小学校になった時に不安です。
これからどうやって子育てしていけば良いのですか?アドバイス教えて下さい。宜しくお願いします。
Posted by: トンビ | 2009年01月20日 23:51
はじめまして。
私は自分みたいな人間を、ギフテッドと呼ぶと言うのを最近知ってどういう物か調べていて、こちらのブログに辿り着きました。
私は現在40歳で、10歳の時に当時学校で協調性が全く無い問題児だった為、県の教育センターで精神鑑定を含む様々な知能テストを一ヵ月間ほど受けて、IQ158と診断されました。
当時、学校の成績は科目によって天と地ほどの差があり、興味の無い物は全く頭に入らなかった状態です。
自分がIQが高いと聞いても「同じ感覚を共有出来る、仲間が居ない」と言う孤独感しか感じませんでしたし。
当時の教育機関はギフテッドと言う物を理解して居なかったようで、先生方も両親も、科目によって成績にバラツキがあるのは怠けているからだ!としか捉えてもらえず、精神的にも今から考えるとOEだったせいか、毎日自殺を考える地獄の日々でした。
周りに事実を話しても、自慢してると誤って捉えられて嫉妬かやっかみで、反感を買うばかりでしたし…。
今はOEも理解してくれる友人のお陰で何とか、自分の中で折り合いが着きましたが…。
やはり、理解してくれる人が居なければ、ギフテッドは単なる奇型児にしか過ぎないのだと私は思います。
長々と書きましたが、どうか昔の私のような立場の子供を、より良い方に導いて上げて下さいね。
Posted by: ひなまつり | 2009年06月11日 18:08
今年1年生になった息子はギフテッドの説明にぴったり合った子です。出来ることと出来ないことの差があまりにも激しく感じたので発達検査を受けました。結果は知能指数が高いけれど発達障害と呼べるものはなし。病院ではこういう子の特徴や、問題点気をつけて欲しいことなど丁寧にくわしく説明していただきました。まわりの誤解や非難を受けないよう必要があれば説明した方がいいし時には黙っていた方がいいこともあるとアドバイスも受けました。結果と説明を頂いたことでわたしたち家族は今までの疑問に合点がいき覚悟が出来、日々の子育ての中にギフテッド対応を加えていくことが出来ていると思いますが、これだけ育児情報があふれている中、ギフテッドの子の扱いはほとんどすべて親が独自に試行錯誤するしかない(育児そのものにそういう側面がありそれがまた大事なことだとは思いますが。)心無い人の理解の無さや的外れの批判にさらされながら「母の愛」も弱気になってしまうこともあります。4年生の娘は何をやっても不器用で飲み込みが悪く時間がかかりますが、地道に努力を重ね最終的には出来るようになることが多いのでこの努力する力も才能の1つだなと思いながら応援していますが、息子は独自の哲学のようなものがありやりたくないと言ったら頑なで、頑張らせるのが本当に大変です。頑張らせるというとなんだかおこがましい気もしますが、やはり親としては持ってる才能は伸ばしてやりたい苦手なことは頑張らせやりたい、そして人生で出会う辛い事にも勇敢に立ち向かえる底力をつけてやりたいと思いますよね。ギフテッドの子にはどう対応したらいいのか途方にくれてしまう日もあります。もちろん母としてギフテッドであるかないかは関係なく愛を注いでいきます。でもやっぱり外国で確立されているというギフテッド教育がなぜ日本で取り入れられないのかなぜ親や本人の努力のみ求められるのかと疑問に思います。やっかみや嫌悪感をぶつけてくる未熟さが教育のシステムにも社会の構造にも存在していることを悲しく思います。
Posted by: ぽん | 2009年06月18日 11:21
ぽんさんへ
うちにも小1になる似たような息子がいます。
“ギフテッド”で検索してここにたどり着きました。
私も同じようなことを思っていました。
特に問題児ではないので
(一年生の場合、先生方は暴君を追い回しているので)
診断にも行っていません。
赤ちゃんの頃から勉強っぽいことが大好きで検定の勉強も自分で進めています。
親がやらせているのだと嫌味も言われてきました。
アスペとかサヴァンとかいう言葉も調べていくうちにぶち当たりましたが
ちょっと違う感じがしました。
厳密に言うと、ギフテッドも違うのかもしれないけれど
私から見ると才能‥というしかいえない何かがあり、
たとえサヴァンだろうがギフテッドだろうが(どちらも孤独らしい)
受け入れる覚悟はできてきています。
ギフテッドの情報が本当に少ないので
できれば同じようなお子さんをお持ちの親御さんと
連絡が取り合えればと思っています。
可能でしょうか?
Posted by: ゆう | 2009年07月09日 10:47
ゆう様へ
私宛のコメントに驚きました。
嬉しく思いますし、出来たら連絡が取り合えたらいいですね。
ただ、いい方法を今思いつかないので何か策を考えて見ますね。
親の会なんかが出来たらいいですよね。
ネット上の非公開の場にいくつかギフテッドの子を持つ親御さんの集まりがあるらしいのですが、今は私も入るすべがなく、いろいろなブログをのぞいています。コメントから交流が深まることもありますよ。
同じような境遇にいる人がいると知るだけでも元気を取り戻せますよね。
親として出来る限りのことをしていきましょうね。
Posted by: ぽん | 2009年07月10日 09:14
ぽんさんへ
連絡のつけようがないので‥。
私のブログ宛てに連絡いただけますか?
「アメブロ」→「洋楽な日々」で検索
メッセージ欄に連絡先のアドレスいただければ助かります。
カズ先生へ
カズ先生のブログページ勝手に使ってしまって申し訳ありません。
他のテーマも拝見させていただきましたが
カズ先生の人柄が伝わってくるブログで
ホッとさせられました。
ありがたい気持ちです。
私のブログにもカズ先生の書かれているテーマ
使わせていただきました。
重ね重ね申し訳ありません。m(_ _)m
Posted by: ゆう | 2009年08月04日 19:44