画家や音楽家になりたいあなたへ
政治の世界では世襲制がいろいろ取りざたされていますが、
天職という視点で考えると、いろいろな広がりがあります。
なかでも芸術家はそう簡単になれるものではありません。
そこにはあふれるばかりの才能と努力、そして運も必要です。
職業は好ききらいだけでなく、「それで食べていけるの」という
厳しい質問が待っています。
そうした経済的な面まで考えれば一種の賭け的な要素もありそうですし、
それが運にもつながってくるわけです。
演奏が上手な音楽家や絵の上手な画家など見ますと、本当にほれぼれしてしまいます。
そこまで到達した人々はよいのですが、どうも私の周りには、
そうした力には恵まれているが、かといってそのまま世の中に認められるには
まだまだ長い道がありそうな人がたくさんいます。
こうした芸術面の才能は、教室での学力などとはかけ離れている場合もあります。
文武両道とか、才色兼備とか、なんでもできるスーパーマン的な人もいるけれど、
この領域だけはすごいという人たちも多いのです。
スポーツマンにもいますね。
なにかそうした抜きんでた、突き抜けたものが見える人って魅力的ですね。
親としては、勉強面の力は、生きていくための万能のパスポート
のように思いがちですが、子どもが見せるそうした天分や才能となると、
趣味としてはすばらしいが、それが豊かに生きていくための武器になるかどうか
となると不安になりますね。
親の職業がそれに近いと、「蛙の子は蛙」というわけで、成功例が身近にあるわけで、
世襲とは言わないまでも、同じ道を選びやすいわけです。
この子のよいところを伸ばしてやりたい。
それが生きる道につながればいいのですが、と思いながらも
結構見通しを立てるのはむずかしいものです。
今、一番下の息子が氷河期と言われる就職戦線のただなかにいます。
自分自身、生まれ変わったら何がしたい、という質問を
自分自身にすることがありますが、自分の前もさることながら、
自分の後に、自分に一番合った道ができていってほしいな、
なんてつい思ってしまいます。
何をやっても生き抜いていけそうなサバイバル力っていうのが、
もっともシンプルですばらしいのですが。
2009年07月29日 09:39 | | コメントを読む (0) | コメントを書く
