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    <title>カズ先生の子育てレシピ</title>
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    <title>別れと出会い</title>
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    <published>2010-03-24T00:50:00Z</published>
    <updated>2010-03-24T00:50:15Z</updated>
    
    <summary>「カズ先生の子育てレシピ」今回が最終回です。 私に５人の子どもと６人の孫がいるこ...</summary>
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            <category term="2010年のエントリー" />
    
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        「カズ先生の子育てレシピ」今回が最終回です。
私に５人の子どもと６人の孫がいることをお話ししました。
子育ての最中にあるわが子、特に新米の母親でもある嫁たちに、
じい様としてそっとアドバイスしたい、それがスタートでした。

私の教え子の義父の話です。
昨年連れ合いを亡くし、同じマンションの別の階に一人で暮しておられるそうですが、
なんと生後間もない孫を預かってくれるそうです。
おばあちゃんならいざ知らず、６０歳を過ぎて赤ちゃんを預かって、
ミルクやおしめの世話ができるじい様。
まさに現代のスーパーじい様ではありませんか。

教え子が語るには、「実はカミさんの兄弟に障害のあるものがおり、
義父はその子を育てた経験があったせいかもしれません。
私たちには本当にありがたい頼りになる義父です」というのです。

カズ先生にも障害のある兄弟がおり、母が苦労して育てていた記憶があります。
その頃の私の父は仕事に逃げ、母一人に任せ切っていた気がします。
子育ては夫婦でするものです。
たまたま子どもに障害があったりすればなおさらのことです。
教育の相談などしていますと夫婦二人で力を合わせてその育てにくい気がかりな子どもを
必死に育てているご夫婦に出会います。
まさにその子がご夫婦の強い絆になっています。

きっと教え子の奥さんのご両親もそうしたご夫婦だったのでしょう。
そのご褒美が、連れ合いを亡くされた今、かわいい孫の世話のできるおじいさんとして
人生を楽しんでいらっしゃるのではないでしょうか。
私もそんなじい様になれればとつくづく思いました。

さて、これでお別れではありません。
来月からは『ＬＤ先生の子育て相談』として、リニューアルし、
新しいお付き合いをさせていただきます。

本当に子育ては容易ではありません。
赤ちゃんは順調に生まれ、育っていくばかりではなく、
どこか気がかりな育ちをする子どもも少なくありません。
そうした子育てのなかでさまざまな困難に出会うお母さん、お父さんのご質問に答え、
少しでもそのお役に立ちたいと思います。
それは障害があるとかないとかを越えた、
子育てに共通する私からのメッセージになればと思っています。
では、これからもどうぞよろしく。
        
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    <title>育ちと品格</title>
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    <published>2010-03-10T00:48:00Z</published>
    <updated>2010-03-10T00:49:13Z</updated>
    
    <summary>朝青龍の引退、あの小兵ながら力強い相撲が見られなくなるのはさびしい気もしますし、...</summary>
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        朝青龍の引退、あの小兵ながら力強い相撲が見られなくなるのはさびしい気もしますし、
プロレスはショウ、相撲はガチンコ（真剣勝負）といいながら、
横綱がプロレスに転じたりする昨今です。
相撲道、相撲道という割には商業的なペース一色だった気もします。
筋書きのないドラマでもあるスポーツ大好きなカズ先生としても、
子どもを育てる視点からはスポーツ固有のさわやかさとか品格を大切にしたい
という気持ちが強くあります。

今や世界的スポーツ・アニメといわれるあの「キャプテン翼」だって、
努力と友情のさわやか物語なのです。友人を君付けで呼ぶ翼君に育ちの良さを感じます。

ボクシングのあの亀田3兄弟も、イメージ・チェンジしながら
がんばっているようですが、それにしてもゴルフの石川遼君は
どこまでかしこく、さわやかなのでしょうか。
多少は作られたイメージもあるかもしれませんが、あの品性ある受け答え、
物腰はやっぱりスポーツを通しての人格教育の成果と見てしまいます。

映画俳優チャップリンは、『夢と勇気とsome money』
という言葉が好きだったと聞きます。
お金はなくては困るし必要ですが、でもお金はそこそこあればいいので、
夢や勇気の方がずっと大切だという深い深い言葉です。
「世の中、金だ！」と言い切る方が現代的かもしれませんし、
政治家や企業人でもそんな輩を見るのも珍しくありません。
しかし、そこに漂う、他人を踏みつけても、押しのけても自分だけよければいい
といわんばかりの傲慢さ、品性のなさには誰もそっとよけて通りたくなります。

品性とか、品格とか、声高に語るものではなく、家族や友人をお互いに認め合い、
支えあう育ちの中から自然と形成されていくものなのでしょうね。
決してとり澄ました子どもを求めているのではありません。
愛すべきやんちゃさや奔放さは子どものエネルギーの発露そのものかもしれません。
でも大人になってもその使い分けや区別のできない人を見ると、
経済的な豊かさの中での「育ち」とは別の「育ちの質」を感じてしまいます。

今回の冬季オリンピックで「おれ流の」、場にふさわしくない格好や、受け答えで、
物議を引き起こしたスノーボーダーのＫ選手などを見ていて、
折角優れたよい力を持っているのに、それがスポーツとしては
「育ち」に反映していないのかなという残念な気がカズ先生にはしました。
        
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    <title>最後の授業</title>
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    <published>2010-02-24T00:57:00Z</published>
    <updated>2010-02-24T00:57:26Z</updated>
    
    <summary>世界で有名な「最後の授業」は2つあります。 一つはフランスの文学者、アルフォンス...</summary>
    <author>
        <name>フジテレビKIDS管理人</name>
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            <category term="2010年のエントリー" />
    
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        世界で有名な「最後の授業」は2つあります。
一つはフランスの文学者、アルフォンス・ドーデの『月曜物語』に出てくる
アメル先生の『最後の授業』で、普仏戦争でフランスが負けたため、
アルザスはプロイセン王国（ドイツ帝国）領エルザスになって、
ドイツ語しか教えてはいけないことになり、
先生もこの学校を辞めなければならないという設定です。
これがフランス語の最後の授業だと語り、アメル先生は
「ある民族が奴隸となっても、その母語を保っている限りは
　その牢獄の鍵を握っているようなもの」
とフランス語の優秀さを生徒に語り、最後に黒板に「フランス万歳!」と書いて
「最後の授業」を終えるという話です。

もう一つの「最後の授業」は比較的新しく、末期ガンで医師からは余命数カ月と
診断されたカーネギーメロン大学のランディ・パウシュ教授の特別講義
「子ども時代に抱いた夢の実現」と題した最後の授業です。
講義の最後で「この講義は、いまこの講堂にいる皆さんに向けたものではありません。
本当は私の子どもたちに向けたものなのです」と語りました。
パウシュ教授の講義はYouTubeにアップロードされ世界的に話題を呼んだだけでなく、
書籍化され、世界中でベストセラーとなりました。

ところで実は私も2月に大学での最後の講義を終えました。
昨年3月に学内向けに自分の大学時代の研究をまとめた記念の最終講義をしましたが、
本年、特任教授として１年間受け持った学生たちに、
一般の授業としての正真正銘の最後の授業をしました。

ドーデに出てくるアメル先生やパウシュ教授のような
格調高い人生の思いを込めた授業というより、
一人の大学の先生のふつうの最後の授業でした。
でもそれだけに淡々としたものだったのですが、
正直、ここまで聞いてくれた教員養成系の学生たちに
「ありがとう、どうぞよい先生になってください」
と心から感謝の気持ちが溢れでました。
教室を出て、研究室に戻る道で、しみじみ「よい教師人生だったなあ」
との思いに包まれました。
人生の1ページはこのように静かにめくられていくのだとあらためて思いました。
        
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    <title>早期教育の落とし穴</title>
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    <published>2010-02-10T00:46:00Z</published>
    <updated>2010-02-10T00:46:31Z</updated>
    
    <summary>幼児の英語やお勉強、さまざまな習い事を含む才能を開花させる教室が 大流行りだそう...</summary>
    <author>
        <name>フジテレビKIDS管理人</name>
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            <category term="2010年のエントリー" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://kosodate.fujitvkidsclub.jp/">
        幼児の英語やお勉強、さまざまな習い事を含む才能を開花させる教室が
大流行りだそうです。
私も孫が6人もいますが、若いお母さんたちは大変ですね。
わが国の少子化傾向も、いつの間にか世界トップだそうで、
その背景には一人の子どもにかかる子育て・教育費の高騰、
つまりは経済的負担の重さがあげられます。
だから「子ども手当」が大きな話題にもなるわけです。

こうした子どもの早期教育ブームも子どもを思う親心の発露と考えれば、
今どきの子どもは幸せだなということになりますが、
どうもそればかりではなさそうです。

「亀の甲より、年の功（劫）」
（年長者の経験や知恵にはなるほどと思える真理もあるので、尊ぶべきという意味）
のことわざもあります。
子どもたちの姿をじっくり見ることが仕事だった私からみると、
そこに大きな落とし穴があるような気がしてなりません。

最近子どもの様子がどうもおかしいとご相談されるお母さんが増えてきています。
いろいろ習い事をしていて、ちょっと頑張りすぎじゃないかなと口にすると、
お母さんたちは「子どもがしたがるから」とよくおっしゃいます。
その子どもの言葉の背景に、親の気持ちが見え隠れしているケースも割と多くあります。

子どもはお母さんがそうして欲しいのかなという、
親自身の気持ちを自分の気持ちとして言葉にしてしまうことがあるものです。
幼児は世界中で誰よりもお母さんを頼りにしています。
子どもの心の奥にはお母さんから愛されたいという気持がもともとあり、
それがお母さんの気に入る子どもになりたいという気持ちにもつながります。
つまり子どもの言葉には、親の気持ちが反映しやすいということです。

「年寄りの冷や水」
（老人が冷水を飲んだり浴びたりするような、年齢に不相応な危ない行為を
　することを戒め、さらに差し出た振る舞いをすることを戒めるたとえ）
ということわざもありますから、よけいなお世話かもしれませんが・・・

子どもが無理しているとき、実は親もどこかで無理している。
そうした無理はじわじわと積り、子どもさんはその苦しさを
ことばや身体で無意識に出してしまうということがよくあります。
早い教育よりも、自然な教育を、いつもそう思うカズ先生です。
        
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    <title>『THIS IS IT』の話</title>
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    <published>2010-01-26T23:23:00Z</published>
    <updated>2010-01-26T23:25:22Z</updated>
    
    <summary>『THIS IS IT』 2009年6月に急逝したマイケル・ジャクソンが ロンド...</summary>
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        <name>フジテレビKIDS管理人</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://kosodate.fujitvkidsclub.jp/">
        『THIS IS IT』 2009年6月に急逝したマイケル・ジャクソンが
ロンドンで予定していた公演の、何百時間にも及ぶコンサート・リハーサル映像から
作成されたドキュメンタリー映画のタイトルです。
近くの映画館でやっていたのでちょっと気になって家内と日曜日見に行ってきました。

King of POPと呼ばれるだけのマイケルの姿に正直感動しました。
自分の音楽に精通していること。
その音楽をどこまでも完成させる想像力とアイデア。
そして何よりもそれを一緒に作り上げていく超一流のダンサーやミュージシャン達への
伝え方こそ、正にtheマイケルそのものでした。

リハーサルとはいえ彼が登場し、彼が指示を出すと
見事にすべてがぴったりと動き出します。
最高に緊張するその雰囲気の中で、彼は優しく仲間に彼の思いと指示を伝えます。
かつて一流の演出家による芝居のリハーサル風景を見たことがありました。
その演出の厳しさで泣き出す俳優がいる程のあの雰囲気とはまったく違って、
緊張感の中にも彼のまじめさと優しさが常にありました。
マイケルの指摘と指示はどこまでも的確でやさしく、
そしてロンドン公演のクリエーティブ・パートナーでもあった
監督兼振付師のケニー・オルテガが「もういちどやりますか」というと
「うん、やろう」と応え、より完全なダンスと歌と映像がコラボレートしていきます。

本物ってこれをいうんだなーとまったくのずぶの素人である私でさえ、
その中にすっかり取り込まれて行きました。
最後に彼が伝えたかった「地球の環境破壊」を止める愛の力、
誰かに任せるのではなく自分ができることをやろうという呼びかけ、
素直に彼のそのメッセージが私のこころに伝わってきました。

確かに、いろいろなスキャンダルが彼とともにありましたし、
評価もあったかと思います。
しかし死の3日前まで続けられたこのリハーサル風景をみて、カズ先生は、
マイケルはこの極限のパワーを発揮する中で昇天したのだなということと、
本当に惜しい人を私たちは永久に失ったのだということを強く強く感じました。
映画の上映は終わりましたが、DVDを買ってもう一度見てみようと思いました。
        
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    <title>新年に想う</title>
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    <published>2010-01-13T01:02:00Z</published>
    <updated>2010-01-13T01:02:33Z</updated>
    
    <summary>「一年の計は元旦にあり」といいますが、元旦とは元日の午前中を言うそうですね。 紅...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://kosodate.fujitvkidsclub.jp/">
        <![CDATA[「一年の計は元旦にあり」といいますが、元旦とは元日の午前中を言うそうですね。
紅白や除夜の鐘、ついでに近所の神社で初詣とか、なんとなく一寝入りし
目覚めてからでないと新年のスタートという気がしません。
結果的に昼過ぎにノソノソ起きだすと元日であってももう元旦ではありません。
日と旦、たった１本の横棒のちがいはおおきいのです。

それでも新たな年に新たな目標と言うか、覚悟などをあれこれ想うのも悪くありません。
ところで昔読んだ英国の箴言（格言）に次のようなものがあります。
さすが伝統を重んじ少々皮肉な英国ジェントルマンらしい物言いです。

<div align="center"><img alt="Moshimo.jpg" src="http://kosodate.fujitvkidsclub.jp/images/Moshimo.jpg" width="454" height="119" /></div>

たしかに、床屋や美容院に行った日は、さっぱりと気持ちよく、
「○○みたいなスタイルにして」
とお気に入りのタレントさんの名などあげたりしてうっとりできます。

結婚が一週間というのはギョッとしますが、現実の生活を抜きに、
無条件に夢心地という甘いハネムーンは、まさにそんなものかもしれません。

馬を飼うのはむずかしくても、かわいい犬や猫のペットが初めてわが家に来た日、
競って世話をしたがりますが、やがて誰がきちんと世話をするのか、
役割の押し付けあいになりがちですね。

３度建てなければ満足する家には住めないともいわれますが、
サラリーマンが苦労して初めて家を持てば、ベランダや庭の世話も含めて、
四季が一巡する間その感慨はひとしおです。

この箴言の箴言たるゆえんは、最後のフレーズに在ります。
こころに患いやストレスなく自然に生きることのしあわせは、
まさに正直に生きることで、身近なちいさなしあわせこそが
最高のしあわせというわけです。
皆さんはいかがですか・・・]]>
        
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    <title>終わりよければすべてよし</title>
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    <published>2009-12-29T22:26:00Z</published>
    <updated>2009-12-29T22:27:17Z</updated>
    
    <summary>とうとう2009年も最後になりました。 みなさん振り返って今年一年いかがでしたか...</summary>
    <author>
        <name>フジテレビKIDS管理人</name>
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    </author>
            <category term="2009年のエントリー" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://kosodate.fujitvkidsclub.jp/">
        とうとう2009年も最後になりました。
みなさん振り返って今年一年いかがでしたか。

いろいろなことがありましたね。
経済情勢の低迷から政局の変化、初めての黒人大統領の登場、
相変わらず子どもを巻き込んだテロや犯罪も少なくありませんでした。
WBCの優勝やイチロー、石川遼君の活躍など明るいニュースもありました。
子どもたちを取り巻く世の中全体が、少しでも安心して生活できる落ちつきを
取り戻してほしいと願うばかりです。

ところで私自身は本当に大きな人生の節目の年でした。
34年勤めた大学を退職しました。
親がなくても子は育つということわざがありますが、先生が頼りないと
しっかりした学生が育つとばかり、本当に素晴らしい学生に恵まれた大学生活でした。

40年ライフワークとして取り組んできたLD教育も、小・中学校だけでなく、
幼稚園や保育所、また高等学校へと確実に広がりを見せ始めています。
そして6月から大学入試センターでこうした青年たちの入試制度を整える仕事を
たまたま依頼され、私としてはこの仕事だけは
どうしてもやり遂げたいと引き受けました。

振り返ってみると、人生いろいろ、紆余曲折ありましたが、
すべてが大きな御手のなかにあったことを感じます。
そういう意味では正直、感謝の気持ちしかありません。
家族にも恵まれました。
特に家内には。
還暦のときだったか、「これからどんな夫になってほしい」と訊いたら、
即座に「ふつうの人になってください」と言われたのには参りましたが・・・

作家の市川卓司と心に残る出会いを経験しましたが、
彼との対談を「LDを活かして生きる－LD教授（パパ）のチャレンジ－」（ぶどう社）に
再録できたことも個人的にはうれしいことでした。

一年の終わりに近づいた11月、大切な教え子の一人を癌で失い、
かなり落ち込んでいるところに、心から敬愛していた大学の恩師の訃報に接しました。
エッセイ集「LD教授（パパ）の贈り物」（講談社）にも触れてありますが、
私たちの青春時代をいつも見守り一緒に歩んでくれた先生でした。
人生は常に出会いと別れの連続です。
まあ、いろいろなことがあり、年末の29日には66歳の誕生日を迎えました。
時代の移り変わりの激しさのなかで、自分自身が大河の一滴という実感を
つくづく味わいつつある今日この頃ですが、
この1年お読みいただいた皆様に感謝しつつ、明るい新年を迎えたいと思います。
ありがとうございました。
        
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    <title>あいさつのできない子</title>
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    <published>2009-12-16T00:44:00Z</published>
    <updated>2009-12-16T00:44:23Z</updated>
    
    <summary>最近はどこの学校にも学校評議会という学校をサポートするための 保護者や有識者で構...</summary>
    <author>
        <name>フジテレビKIDS管理人</name>
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            <category term="2009年のエントリー" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://kosodate.fujitvkidsclub.jp/">
        最近はどこの学校にも学校評議会という学校をサポートするための
保護者や有識者で構成される委員会があります。
学校のさまざまな運営に対して、年に数回ですが、見守りアドバイスする委員会です。
私も自分自身が５０年も前に卒業した、
そして私の子どもたちもお世話になった小学校の評議員をしています。

先日その集まりがあったのですが、先生から
「最近、日常的なあいさつができない子どもが増えてきているのですが」
というご相談がありました。

都会では子どもたちをめぐるさまざまな犯罪も増えており、
「見知らない人について行ってはいけない」から
「やたらに知らない人と話をしてはいけない」といった指導もあります。
子どもたちが住んでいるアパートやマンションなどでも、
隣がどんな人なのかわからないことも多いですし、
郵便受けの名前や表札を掲げないところも珍しくはありません。

まさに、「隣は何をする人ぞ」という風潮のなかで、
地縁とか地域のお付き合いが希薄になっていることも事実です。

昔は肝っ玉母さんのような、地域で誰にでも
親しく声をかけてくれるお母さんがいたものです。
私の母などもそのひとりで、母が亡くなった時、友人の一人が
「お前のお母さんはみんなのお母さんだった」という言葉が思い出されます。

口であいさつをちゃんとしなさいという躾（しつけ）も大切ですが、
せめて家庭のなかでもできるだけ自然に
「おはよう」「いただきます」「ごちそうさま」「いってきます」「気をつけてね」
「ありがとう」「ただいま」「お帰りなさい」「おつかれさま」「お休みなさい」
・・・など、大人がそのモデルをしっかり示し続けるのが基本かなと思います。
子どもが習慣として身につけ、誰にでもそのように接するのが当たり前で、
自然で、心地よく感じることが伝統であり、文化なのでしょう。

そんなことを思いながら、気難しい年頃というか、
家の中では口の重い大学生の息子が帰ってきた気配に、
明るく「お帰り!」と声をかけました。
すると、小さな「はい」という声が返ってきました・・・
        
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    <title>師走ですね</title>
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    <published>2009-12-02T00:41:00Z</published>
    <updated>2009-12-02T00:41:22Z</updated>
    
    <summary>12月のことを師走（しわす）と言いますね。 ふだんは人を教える落ち着いた先生でも...</summary>
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        <name>フジテレビKIDS管理人</name>
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            <category term="2009年のエントリー" />
    
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        12月のことを師走（しわす）と言いますね。
ふだんは人を教える落ち着いた先生でも年末になると、なにかと気ぜわしく、
ついつい小走りになってしまうからと教えられました。
先生と呼ばれる仕事を長くしてきましたが、本当かなと思い語源辞典を調べてみました。

その由来は、師は教師といってもお坊主さん（師には、僧侶の意味がある）のことで、
本来は神宮などの御師（神宮大麻・神札を配る祈祷師）達が
各家庭を巡る事からとありました。
別に学校の先生ではなかったのですね。
でも、時間というものは、ゆったり流れるかと思えば、
やけに早く過ぎていくこともあり、特に年末は誰しも、
あれもしなけりゃ、これも片付けなけりゃと思うせいか、
たしかにあっという間に早く過ぎていくようです。

そうした気持ちがはやる時は、ついいろいろな失敗をしがちです。
先日も電車を乗り換えようとして、ホームを探しているうちに気が焦って、
足と頭のタイミングがずれたのか、おっとっととなり、
背広のまま腹這いに転んでしまいました。

とにかく恥ずかしくて、痛さをこらえて立ち上がり、
汚れを払いながら急いで電車に飛び乗りました。
最近、時々、平らな所でもつまづくことがあるなと、
確実に歳をとってきたことを確信しました。
週に何回かスイミングに通ったり、結構、健康には気を使っているのですが、
老化（エイジング）を自覚し、師走だけでなく、
ふだんからていねいに生きて行かなければと改めて思いました。

そういえば、石垣島ではみんなゆっくり制限速度で車を運転していましたね。
都会並みに、追い抜くとその前の車もきちんと制限速度内で走っているのです。
当たり前と言えば当たり前なのですが、
いつもせかせか運転している自分を反省した瞬間です。
知らず知らずについついあくせく急ぎがちな自分を思い知りました。
みなさんもどうぞゆったり、ゆっくり、それは最高に素晴らしいことですよ。
        
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    <title>母の残したおおきな愛</title>
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    <published>2009-11-18T00:53:00Z</published>
    <updated>2009-11-18T00:54:48Z</updated>
    
    <summary>今、私はおおきな悲しみのなかにある。 私が心から信頼しきっていた、大事な愛娘にも...</summary>
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        <name>フジテレビKIDS管理人</name>
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            <category term="2009年のエントリー" />
    
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        今、私はおおきな悲しみのなかにある。
私が心から信頼しきっていた、大事な愛娘にも等しい教え子を
二年と言う短い時間で病魔に奪われてしまった。
あんなに愛していた小学生と中学生の息子、
そして学生時代から皆がうらやむ仲の夫を残してである。
過酷な運命への覚悟を秘めつつ、
君が家族に寄せた愛のおおきさを誰も量ることはできない。
すい臓がんと診断されたその日から、君は冷静に敢然と病魔に立ちむかっていった。
あと一息だった博士論文の執筆を中断し、
残された時間のすべてを闘病と家族への慈しみのために君は費やした。

「今の私の状態も私自身は決して悲観はしていません。
　１つ１つの事実をしっかりと受け止め、
　治療もそして私自身の人生も前向きに取り組み、
　ていねいに生きていきたいと思っています。」
という言葉を残して君は逝った。
あんなに温かく、やさしく、聡明で、誰からも好かれる君が、
なぜこんなに早く逝かなきゃならないんだ、
すべてが神のみ手にあると思う私なのだが・・・
本当に残された短い時間を、君はていねいに、ていねいに、走りぬいたね。

最後に、ご主人と残されたお子達にお伝えしたい。
彼女は私たちにも常に限りなく温かく、やさしく、
誠実で、ガンバリ屋さんだったことを。
彼女はこれからも皆の心の中でも生き続けていくことを。

彼女の在りし日の姿をつづった追悼のメールを送ったところ、
昨夜、夫君から返事をもらった。
「先生からいただいたメールは、子供達にもすべて伝えさせていただきました。
　母親が見せなかった部分を知り、その大きさを実感し、
　家族へのお言葉までに涙をこぼして聴いておりました。」

お母さんの残した大きな愛に包まれ、
子どもたちよ、お母さんと一緒に生きていってほしい。
        
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    <title>悲しい父親</title>
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    <published>2009-11-04T00:40:00Z</published>
    <updated>2009-11-04T00:41:14Z</updated>
    
    <summary>幼い男の子にとって、お父さんとボール投げなどして遊んでもらう楽しさは、 心地よい...</summary>
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        <name>フジテレビKIDS管理人</name>
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            <category term="2009年のエントリー" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://kosodate.fujitvkidsclub.jp/">
        幼い男の子にとって、お父さんとボール投げなどして遊んでもらう楽しさは、
心地よいお母さんのひざの上のぬくもりとはまたちがったおおきな喜びです。
お父さんは力強さのモデルであり、男の子の理想の将来像なのです。
子どもが無条件でかわいさを両親に与え続けるゴールデンタイムも
やがて終りをつげます。

あんなにお父さんにあこがれ、遊んでもらいたがった男の子もだんだん成長し、
小学生ごろになると仲間と遊ぶほうがずっと楽しくなります。
そして思春期をむかえる頃には、大人になるためにどうしても越えなければならない、
でも圧倒的に越えられない大きな壁として、
父親は身近な、そしてうっとうしい存在になるようです。

少年野球やサッカーなど、父親がコーチとして濃く関わるケースも
ないわけではありませんが、父の仕事、子の勉強の忙しさを理由に
父と子の間のこころの距離はだんだん開いてきます。
それが口を利かない、避ける、家にいても部屋から出てこない、
扱いにくい中高生の一般的な姿と重なります。

母親はそんな二人の間の仲立ちをする通訳だったり、時には子どもからは大人の側、
夫からは離れていく子どもの味方として見られたりもします。
心理学者のフロイトは、父と息子が母を取り合う心理的関係を説明します。

おなかを痛めた母として、父親には分がありません。
しょせん子どもは母親のものと男がうそぶき、こころの奥でため息をつく瞬間です。
こうした母子の強い絆を「マザコン」などと揶揄（やゆ）して、
ウップンを晴らすご仁もいます。

でもそうした母的役割と父的役割のバランスの中で子どもは育っていくのです。
家族の中にもそうした役割分化があることは、子どものこころの育ちにとっても
決して悪いことではなく、むしろ必要なことかもしれません。
父母のそれぞれの役をおじちゃんやおばちゃんが代行している場合もあります。

それはさまざまな立場の人がいて、社会が成り立っていることを
子どもが知る最初の一歩なのです。
でも父親はちょっぴり悲しいね。
        
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    <title>ここにもいた宇宙人</title>
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    <published>2009-10-21T00:45:00Z</published>
    <updated>2009-10-21T00:45:50Z</updated>
    
    <summary>カズ先生がＬＤ（学習障害）と呼ばれる子どもたちの教育を ライフワークにしてきたこ...</summary>
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        <name>フジテレビKIDS管理人</name>
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        カズ先生がＬＤ（学習障害）と呼ばれる子どもたちの教育を
ライフワークにしてきたことは何度かお話ししました。
知的には遅れていないのに、バランスが悪く、学習につまずきや遅れを
もちやすい子どもたちをいいます。
有名な画家や音楽家、俳優や建築家、科学者や政治家、作家にも
こうした特徴を持った方がいます。

カズ先生はＬＤの専門書ばかりでなく、エッセイなども書いています。
『ＬＤ教授(パパ)の贈り物』（講談社）はそんななかの一冊です。
このエッセイが仲立ちとなって、作家市川拓司さん
　（映画『いま、会いに行きます』の原作者、市川拓司氏の自伝エッセイに
　『きみはぼくの』（アルファポリス、二〇〇六年）がある）
と知り合いになりました。

市川さんも私も、とても似た面があるのです。
二人とも、自分の中にそうしたＬＤ的な特性を抱えており、
二人の人生体験もびっくりするほど共通するところがあります。
まさに「きみはぼくの」・・・なのです。
世の中にはこんな偶然というか、符合は、そうそうあるものじゃありません。
宇宙人と呼ばれる点でも似ています。

昨年、対談をしたのですが、それを柱とした本
『ＬＤを活かして生きる－LD教授(パパ)のチャレンジ』（ぶどう社）が
この度、完成しました。
ひとを表現するとき「ユニーク」あるいは「個性的」というのはほめ言葉でしょうか。
それとも「変わり者」「わがまま」「自己チュウ」など、
いささかマイナスの言葉なのでしょうか。

ＬＤの子どもたちはきわめて個性的なのですが、「個性」も度を過ぎれば、
いつの間にか仲間外れ、やっかいものあつかいされやすい。
ＫＹ（空気読めない）といわれることもよくあります。

これまでたくさんのＬＤと出会ってきました。
ＬＤを仲立ちとしてたくさんのすばらしい人々とも出会い、それらを通して、
私自身がたくさんの生きがいをもらってきました。
まさに、私の場合、すべてがＬＤに始まり、すべてがＬＤに結び付いていきます。

こうした経緯のなかで、誕生したこのＬＤ教授(パパ)の本を、
すべての個性的でありたい人々に「ＬＤを活かしていきていこう」
というメッセージと共に贈ります。
        
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    <title>イチローのこと</title>
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    <published>2009-10-07T00:47:00Z</published>
    <updated>2009-10-07T00:49:54Z</updated>
    
    <summary>9年連続、年間200安打達成！ プロレスラーのような体格で、ピンポン球のようにホ...</summary>
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        <name>フジテレビKIDS管理人</name>
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            <category term="2009年のエントリー" />
    
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        9年連続、年間200安打達成！
プロレスラーのような体格で、ピンポン球のようにホームランを打つ大リーガーが
大勢いるなかで、バッターとして次々と記録を塗り替えるイチロー。
2004年、262安打を放ち、84年間破られることがなかったジョージ・シスラーの
シーズン最多安打記録を更新。
そして今回、ウィリー・キーラーが記録した8年連続200安打の記録を
107年ぶりに更新する9年連続200安打の金字塔を打ち立てた。
これはすごい偉業です。
あの日の朝、午後から仕事だったので、一人TVの前でその瞬間を見届け、
あっさりのり越えるその姿に感動していました。

ベースボール発祥の地、アメリカに渡って大リーガーとして活躍した
日本人がたくさんいます。
村上、野茂、石井・・・　最近では伊良部、長谷川、松坂等の名を思い出します。
みんなピッチャーです。
球威は多少なくても日本人らしいすばらしいコントロールで
その存在を強く印象づけました。
イチローはバッターとして日本人選手を世界一流に引き上げた
最初のメジャーリーガーなのです。

イチローは見かけも細く、清原や松井と比べても並の体格です。
どこにそんな世界超一流のパワーが秘められているのでしょう。
彼の伝え聞く、彼らしい日々の隠れた努力の積み上げがそのパワーの源のようです。

彼のインタビューは、「がんばります。応援よろしくお願いします」が定番の、
スポーツやタレントのセリフとはいつも違います。
考え抜いた努力の積み上げは、そんなセリフは彼には似合いません。

今回も「次の目標は？」の、おそらく間もなく達成可能な9年連続30盗塁、
あるいは来年期待できるピート・ローズの10回200安打を想定した記者の質問に、
「ちょっと待ってよ。今達成したばかりなんだから」は、
さすがに「すべてを通過点にしてしまう男」でもムッときたのはよくわかります。
イチロー、あなたはほんとうに日本の誇りです！！！
        
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    <title>KYもまたよし</title>
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    <published>2009-09-22T23:07:00Z</published>
    <updated>2009-09-22T23:08:57Z</updated>
    
    <summary>KY（空気読めない）は一昨年の流行語でしたね。 まわりの人々の気持ちをくめないと...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://kosodate.fujitvkidsclub.jp/">
        KY（空気読めない）は一昨年の流行語でしたね。
まわりの人々の気持ちをくめないとどうしても仲間関係がぎくしゃくしたり、
わがままで勝手な人間に見えてしまったりすることもあります。
現代は、暗黙の中に気持ちが通じる社会ではなくなっているとも言われます。
ひと頃、気配りとか、思いやりといった言葉が大切だと強調されましたが、
同じ背景なのかもしれません。

人間関係に必要な基本的な対人能力をソーシャル・スキルといいますが、
昨今、兄弟の数も減り、家庭の中で社会性を学ぶ機会も減ってきています。
近所でもさまざまな年齢段階の子どもたちが集団で遊ぶ
（かつては路地裏の子ども集団とも呼ばれました）ことも減ってきました。
それだけ自然に社会性を身につける機会が全体として乏しくなっているわけで、
学校という場で社会性を身につける重要性がますます大切になっているわけです。

KYもソーシャルスキルの経験不足が原因と思われるのですが、
逆に、まわりの思惑ばかり気にして、
自分の意見を言えない子どもも増えているようです。
つまり横並び態度といわれるものです。
みんなに合わせる、同じことしかしないというわけです。
一見、協調性や共感性があって、何の問題もないようですが、
必要に応じて自分を主張するという面からみれば、これも問題になります。

社会性というのは同調とか協調するだけではなく、
ときには自分を主張することもまた大切で、結局、
その両者の調和がとれていなければ社会性が育っていることにはなりません。

時にはKYを恐れず、自分一人でも、みんなとちがう意見を述べたり、
主張したりすることも必要なのです。
KYという言葉は、どうも一面だけを強調しすぎているようで、
カズ先生は、いつもおどおどとみんなの陰に隠れてしまいがちな
イメージがあるような気がしてなりません。
もちろん最後まで我を張るということではなく、
「ぼくはこう思う」「私はこうしたい」と
一旦は主張する子どもの姿も大切にしてやりたいと思うのです。

KYだ、KYだとはやし立て過ぎずに、
KYもまたよし位の励ましも経験させたいものです。
        
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    <title>星空に想う</title>
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    <published>2009-09-09T00:35:00Z</published>
    <updated>2009-09-09T00:36:20Z</updated>
    
    <summary>カズ先生が小学校4年生の時、担任のＫ先生は理科系の若い先生だった。 小学校の先生...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://kosodate.fujitvkidsclub.jp/">
        カズ先生が小学校4年生の時、担任のＫ先生は理科系の若い先生だった。
小学校の先生は全教科を教えられるのだが、やはり先生にもその養成コースによって
得意な教科というものがあるらしい。
Ｋ先生の理科の授業はとても楽しく大好きだった。
ある日Ｋ先生は「今、反射望遠鏡を組み立てている。
できたらみんなにも見せてあげる」と約束された。
望遠鏡はただ筒のようなものと思っていたので、先生が説明する反射望遠鏡の仕組みは
よくわからないままに、自分たちが想像しているものよりも相当すごいものらしいと
先生の熱い口調に胸が躍った。

夏休みに入る前についに反射望遠鏡は完成した。
半世紀も前のこと、それは画期的な出来事だった。
夏休みに、先生から校庭での天体観測に招待された。
校庭のど真ん中に設置された反射望遠鏡は立派で、
まるで宇宙ロケットを見るかのような心地がした。

先生が星の名前を説明した後、交替で台に載って覗くのだが、
今のように予備知識があるわけでもなく、催眠術をかけられたように、
ファインダーのなかの星は宝石のように輝いて見えた。
その夜から天文マニアの少年が何人も誕生し、私もそのひとりであった。

当時の東京の空は、今よりもはるかにきれいだったと思うが、
理科の教科書に載っている天の川はかなり誇張されていると思っていた。
天の川は天体望遠鏡でしか見ることができないとも思っていた。

その後、両親の郷里、石川県の田舎で満天の星とともに、
まさに「ミルキーウェイ」を見た夜の感動も忘れられない。
今夏、伊豆の大島で、木星、夏の大三角形(ベガ・デネブ・アルタイ)、
おまけにペルセイウス流星群を見ることができ、50年以上も前の
あの小学校の校庭へとタイムスリップした。
あのK先生も、既に鬼籍に入ってしまった。
ご冥福を祈るばかりである。
        
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